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イタリアを拠点にグローバルに戦うプロコンチネンタルチーム

2015シーズンからUCIプロコンチネンタルチーム(セカンドディビジョン)に昇格したイタリア籍のプロチーム。

株式会社NIPPOとヴィーニファンティーニがメインスポンサーとなり力強くチームの活動をサポートする。ヴィーニファンティーニはイタリアのワインブランド名でアブルッツォ州に本社を構え、世界を市場に展開しているワインメーカー「ファルネーゼ社」がメインとして扱うブランド名である。そして、ミラノに工房を構える老舗自転車メーカー「DE ROSA(デローザ)」との提携も継続し、選手たちはデローザのフラグシップモデルである『PROTOS』を駆り、レースで戦っていく。なおチームNIPPOとファルネーゼ社の提携関係は5年目を迎える。

ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカと、世界各国のレースに出場する予定で、主催者推薦のワイルドカード枠により、ジロ・デ・イタリアやイル・ロンバルディアなど、自転車ロードレース界のトップカテゴリーである”UCIワールドツアー”のレースにも積極的に参戦する。より多くの勝利をめざしながら、若い選手の育成や、日本とヨーロッパの自転車競技界との橋渡しも担っていく。

2016年は、ロードレース全日本チャンピオンであり、トラック競技でも活躍する窪木一茂と、U23カテゴリーでアジアチャンピオンに輝いた小石祐馬が日本人選手として新加入する。窪木はトラック競技で培ったスピードを武器に、本格的に本場ヨーロッパレースへ挑戦を始める。小石はU23カテゴリーからエリートカテゴリーに上がり、またプロとしても1シーズン目となる。日本国内では若手の有望株と称されているが、今後ヨーロッパでプロと活躍するためには、最初から結果が求められていくだろう。プロコンチネンタルチームに所属して2年目となる山本元喜と石橋学には、さらなる飛躍が求められる。4選手とも、自転車競技の本場であるヨーロッパの厳しい環境で、2020年の東京オリンピックを視野に入れて、世界のトップシーンで活躍する選手をめざして活動する。

チームのキャプテンを務めるのは、2004年に3大自転車ロードレースの1つ、ジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たしたダミアーノ・クネゴ。そして、これまでにトップチームで活躍し、多くの実績をもつグレガ・ボーレやダニエーレ・コッリ、ピエールパオロ・デネグリら中堅選手がチームの軸となり、ヨーロッパ選手権U23ロードレース2位のルリ・フィロージや、新人ながら昨季UCIレースで4勝を挙げたニコラス・マリーニら有能な若手選手がその才能や実力に磨きをかけていく。

長年、NIPPOは大門宏が中心となって、自転車競技界のグローバルスタンダードに準ずるチーム環境の整備に取り組み、国際舞台で活躍する日本人のトップ選手、スタッフの育成に貢献してきているが、2016シーズンは、監督として2013シーズンに選手として所属していた福島晋一が、日本オリンピック委員会のスポーツ指導者海外研修を終えて、監督として加入。日本の新世代を担う監督として、NIPPO・ヴィーニファンティーニで新しい一歩を踏み出す。引き続き、若手育成に定評のあるベテラン監督ステファノ・ジュリアーニ、そしてジュリアーニ同様にジロでの優勝経験があり、トップチームの監督を務めてきたマリオ・マンゾーニの2名のイタリア人監督もチームの指揮を執る。