REPORT

イタリア、クレシックレース連戦(小石祐馬レポート)

KOISHI2

小石祐馬のレースレポート

●トレバッリ・バレシーネ

開催日:9月27日
開催国:イタリア
カテゴリー:UCIヨーロッパツアー1.HC
距離:193km
結果:DNF

3連戦の初戦。前のレースからは中一日休みを挟んでのレースだった。コースは、スタートから平坦を進んで50、60kmほどすると一つ短い登りを越えて、アップダウンの激しく、コーナーの多い周回に入る。最初の平坦区間で逃げが決まる可能性が十分あり、そこで動くことがレース前のミーティングで言われたこと。

スタートから集団の様子を見つつ動いて行くが、思うように決まらず、途中あった短い登りでもアタック合戦になり、後ろに下がってしまい、下りもそのまま。下りきったところで、チームメイトのグロスとボーラ・アルゴンとルスベロの選手、合計3名が逃げて集団は落ち着いた。

そこからは集団はゆっくりになり、トップスポーツが引き出して集団は逃げを追いかける形に。NIPPOは前にグロスが乗っているので、前の方にクネゴを中心に集まる。結構いいペースで集団は進んで、周回コース手前にある登りでもいいペースで進む。少しシンドいくらいの感じで、脚へのダメージはそんなに感じなかったが、周回に入ると登りのたびに辛くなる。そしてそのまま引き伸ばされて下り、そして集団後方でコーナーに入るため、立ち上がりはほぼスプリントのような加速。そうこうしているうちに登りでちぎれるようになり、下りと平坦でなんとか追いつくを繰り返すも、そのままちぎれてしまった。

Tre Valli Varesine 2016

●ミラノ〜トリノ

開催日:9月28日
開催国:イタリア
カテゴリー:UCIヨーロッパツアー1.HC
距離:186km
結果:DNF

3連戦の2戦目、ミラノ近辺をスタートしてトリノまで行くレース。レースは基本平坦だが、最後の5kmで急な登りを2回登る山頂ゴール。レース前のミーティングでは、最後は登りが得意なクネゴを中心に、ビソルティ&ジリオーリがクネゴをサポートして、逃げはそれ以外が狙う作戦。

レーススタートするとたまたま、最前列にいたのでとりあえずファーストアタックに乗る。決まるはずも無く、すぐに集団に吸収される。この日は逃げに反応するメンバーが自分以外に、ゲンキさん、フィロージそしてグロスもいたので、そんなに詰めてアタックしなくてもいいと思い、反応できる位置で休憩しながら様子を見た。

最初は平坦なのでなかなか決まらないが、一つのアタックで10人くらいがごっそり抜け出す。グロスがそのグループに入っていたので追わずに集団待機。前に乗せていないアスタナが牽いて集団に引き戻そうと全力引き、常に55km/hくらいで追っかけるが、前も前で全開なのでなかなかつまらない。

しばらくすると後ろが粘り勝ちして追い付いた。そのタイミングで前にいたグロスがアタックして、BMC、スカイとグロスの3人で抜け出して集団は容認。そこからはしばらくゆっくり走っていたが、タイム差が開くとCCCやルスベロ、モビスターがコントロール。平坦なのでいいペースで進んだ。

ペースが上がり始めると各チーム集まりだすので、その辺りでリーダーのクネゴのところにみんなで集合して一列に。途中横風が吹いていたので、風よけになってクネゴと登りで大事なメンバーでがダメージを受けないように走った。

最後150kmを越えて1回目の登りに入るころには位置取りも激しく、ペースも高速になっていき、コーナーを曲がって登りに入った瞬間、さらにペースアップしてバラバラになり、そこで千切れて終了した。

 

●ジロ・デル・ピエモンテ

開催日:9月29日
開催国:イタリア
カテゴリー:UCIヨーロッパツアー1.HC
距離:207km
結果:DNF

イタリア秋のワンデイレース連戦も終盤に入ったピエモンテのレース。レース開始早々300mほど登って一気に下りその後は平坦基調で、最後ゴール40km手前に5kmほどの登りがあってまた下って、20kmほど平坦を走りゴール。最後はスプリントになる展開が予想されるので、レース前のミーティングではグロス、ボーレをメインにその他のメンバーでサポートや、逃げに入って行くという感じ。細かいミーティングでは最初の登りで逃げが行ってしまうこともあるので、ジリオーリとフィロージはそこでアタックに反応して逃げに入ること。そして自分とゲンキさんはその後下って平坦でも逃げが行ってなかったらアタックするという作戦。

レーススタートするといきなり登りなので、もちろんアタックがあってペースも速い。集団は1列に伸びながらもなんとか後ろのほうで粘り千切れそうになりながらも下りに突入。下りも速いペースで進み、下りきって平坦に入るころには、38人が1分半で先行していた。

そこにはNIPPOからはだれも入っておらず、すぐに前に上がって牽くように指示が来る。伸びている集団で頑張って上がると、同じく前に選手を送り込めなかったイタリアナショナルチーム、ルスベロ、サウスイースト、そしてバルディアーニが10人以上で牽いている。常に50km/hを下回らないスピードで牽いていたが、前も40人弱と人数が多いので、常に1分半前後のタイム差で追走する形に。

最初は良かったが、ずっと牽いているとどんどんきつくなって来て、ペースを落とさないようにみんな必死に牽いてタイム差はなんとか縮まった。自分は補給所手前で力尽きてそのままリタイアに。その後も違うチームなどが牽いて最終的に集団は追いついた模様。最後は集団スプリントになったが、チームからはクネゴだけが先頭に残った。

Tre Valli Varesine 2016


●イル・ロンバルディア

開催日:10月1日
開催国:イタリア
カテゴリー:UCIワールドツアー
距離:240km
結果:DNF

今シーズンのヨーロッパで走る最後のレース、ワールドツアーのレースでワイルドカード枠で出場したロンバルディア。この日は朝まで雨が降っていたが、レースがスタートするころには止んで曇り空に。気温は晴れてなかったのでこれまでよりも少し寒く、肌寒い感じだったので、アームウォーマー等つけてスタートした。

レース前のミーティングではとにかくクネゴ以外は逃げに乗っていけるなら乗っていく。自分もこのレベルのレースは残ることもできないだろうし、それなら逃げにトライしたほうがいい。出走も200人と多かったので少し早めに行って集団前列に並ぶ。

ニュートラルスタートして、市街地の石畳を進むので、雨の影響でまだ濡れていたので気をつけて端っこから上がっていく。前でスタートできたのでそこに同じく前にいた、グロス、ボーレと動きが被らないようにして、アタックには誰かが反応するようにして動いていた。流石に12連戦の最後なので、そんなに何度もアタックできなかったが、できるだけ動きをチェックするかたちで動いていたが、全然決まらない。

そして、登り下りがレースプロフィール以上にあった。常に登ってるか下っているイメージ。そうこうしてるうちに、登りのたびに辛くなり、ポジションを下げて、下りで上がろうとしてもなかなか上がれずを繰り返す。40kmを超えても逃げは容認されずにそのままテクニカルな下りへ入っていく。下りも路面は濡れていてみんなかなりゆっくりコーナーを曲がっていくが、おそらく前はかなりハイペースで進んでいる。コーナーの立ち上がりのたびに前と詰めるのに脚をかなり使う。この後すぐに登りが始まるのでそのななアタックペースで進む集団についていけずにちぎれるも、逃げが決まってなんとかペースダウンした集団なら追いつくと思って追いかけるも、その後も全然集団は見えずに、チームカーの隊列にもパスされる。結局逃げはその登りの終盤に決まった模様。自分はそのまま追いつけずにリタイアとなった。

Il Lombardia 2016