REPORT

ツアー・オブ・ユタ(小石祐馬レポート)

KOISHI2

小石祐馬のレースレポート

●ツアー・オブ・ユタ

開催日:8月1日〜7日
開催国:アメリカ
カテゴリー:UCIアメリカツアー2.HC
第1ステージ
距離:135km
結果:112位(+9分11秒)

スタート前に20kmのニュートラルがあり、峠をニュートラルで越えてからのリアルスタートで、スタートすると少し登りその後すぐ下り、下りきると登りがスタートで、細かい下り区間はあるものの95kmのKOM地点までずっと登り。

レース前のミーティングでは7日間のステージレースの初日で、高地で海抜3000m地点を通過するので無理せずに行くように言われた。

スタートするとすぐに5人の逃げが決まる。逃げが決まった後もなぜか常にハイペースで進んで、集団は一列棒状。高地だからなのか常に7割8割で踏んでいるような感覚。一列棒状でもチームで前から30番手くらいを並んで位置取りしていた。その後も登り続けても常に7割8割のペースで進むので調子が悪いのかと思ったが、周りも見てもキツそうな表情をしている選手がかなりいた印象。

途中、デネグリがパンクした。今日は最後スプリントになる可能性が高いのでデネグリでスプリントする予定だった。デネグリのパンクで近くにいたクネゴから後ろに下がってデネグリを待つように言われたので、後ろに下がってデネグリを待った。ホイール交換から帰ってきたデネグリもかなりキツそうだったので、平坦や下り、もしくは勾配がゆるくなるのを待って、後ろにいるデネグリに確認してからチームのいたところまで戻る。この時点でかなりキツかったが、なんとかチームのいた位置で登り初めて最初のKOMを越える。

その後補給があって、あまりにも暑かったので補給を取らなければと思い、少しポジションを下げて取った。その後みんな補給を取りに行ったので、チームで固まっていたところはバラバラになった。NIPPO・ヴィーニファンティーニもバラついてしまったので、ペースが落ち着いたら上がろうと思い、とりあえずはその時にいたところで走ることに。その後もまだまだ登りが続くが、ペースは依然速いままで前を見るとキャノンデールやBMCが引いてるのが見えた。この辺りでポロポロ千切れていく選手がいたので彼らをパスしながらなんとか集団に付いていくが、その後自分も千切れる。千切れてからは一緒に遅れた6人ほどでゴールを目指した。

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第2ステージ
距離:159km
結果:タイムアウト

この日も相変わらず登る。スタート後10kmほどは平坦だが、その後約25km地点から64km地点までずっと登り。その後は下ってローリングしてアップダウンが続きながらゴール。この日レース前に監督と話すと、逃げに入れそうなら入ることに、ただ無理はしないようにアドバイスをもらった。

スタート前のニュートラルが昨日と違い4kmほどと短かったので前に位置取り、逃げがあっさり行ってしまわないように最初は反応していたが、そう簡単には決まらなかった。山岳賞リーダーのユナイテッドヘルスケアがリーダーを乗せて逃げを行かせたいのか、決まりそうになってもヘルスケアの山岳リーダージャージを着た選手が発射して結局逃げを潰していく。

ヘルスケアの動きに注意しながらいつもの感じで動いていくが、一回アタックすると、なかなか回復しない。これだとまずいと思っていつもより少しアタックの間隔を開けて休みながら動いていたが、それでもなかなか逃げは決まらない。そうこうしているうちに上りに入る。

この登りが結構急で、前で8人ほど先行しているのでもうペースが落ちると思ったら、ヘルスケアがまたアタックしていき、やたらハイペースとなり、中切れがあって気がついたら20人ほどがまとまって遅れてしまった。前に詰める脚もなかったので一杯一杯ながらもなんとかそこからは遅れないように耐えた。

とりあえずその集団のまま最初のKOMは通過し、すこし下り基調の平坦の後また次の登りへ。登りに入ると千切れ集団なのでペースは上がらないし、遅いのだが、やたらキツく感じる。常にタイムトライアルをしている感じで、ここもなんとか千切れないで走っていたが、勾配がキツくなったところで前に集団が見えたので、追いつきたい選手たちが一気にペースアップした。脚の残ってる選手はそれに付いていくが、自分は付いていけずに6、7人で遅れながらも前を追いかけるが、どんどん距離が離れていく。こうなるとこのメンバーで頑張ってゴールを目指すしかないのだが、ゴールまでたどり着くと、遅れすぎてタイムオーバーという結果に。7日間のステージレースの2日目でリタイアは非常に残念だった。

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