REPORT

GPアドリアモービル(窪木一茂レポート)

KUBOKI2

窪木一茂のレースレポート

●GPアドリアモービル

開催日:4月3日
開催国:スロベニア
カテゴリー:UCIヨーロッパツアー1.2
距離:177km(4時間20分)
天気:晴れ(23℃前後)
獲得標高:約2500m
平均速度:約41.5km/h(最高速度92km/h)

_CAT0145

レースのポイントとなるのは、28km、50km、99km、146km地点が頂上となっている4ヶ所の登り区間だった。今日のレースは選手層が薄く、コースプロフィールを見ても急勾配はないだろうと予想しレースに挑んだ。

今日はエースのダニエーレ・コッリ選手のそばで走るよう伝えられ、最後まで残っていればゴールスプリントに備えるように指示を受けた。勝負に絡めるチャンスを貰えたのだと思い、勝負どころまで脚を使わないように意識して走った。

12時30分レースがスタートし、良い位置で走ることができ、集団の中盤に位置して50km地点までレースが進んだ。
そして50km地点のKOMを通り過ぎて7名ほどの逃げができた。残念ながら逃げのメンバーにはNIPPOの選手は入れなかった。全員コンチネンタルチームだったと思う。

今回はカテゴリーが1.2ということもあり、集団の密度も高くないため走りやすく、集団のコントロールも難しくないように感じた。100km地点まで進むと人数も70人くらいには絞られてきた。

レースが終わってみれば、99km地点と146地点の登りが今回のレースの課題となった。99km地点の登りはペースが安定していたこともあり着いていけたが、100km地点を過ぎて途中アタックに反応して走っていると、コッリ選手に呼ばれ、「仕事しなくていい」と言われ体力温存に努めた。

次の146km地点の登りでアタックがかかりペースが上がって勝負どころになるであろうと、レース中に山本選手とも話し合えて確認できていた。

そして、最後の登りへ。先頭から10番目前後で登りに入れたのはよかった。約3分~4分の登りなのでひたすら我慢しようと考えていたが、勾配が急だったこともあり、登りの中盤くらいで千切れてしまった。なんとか食らいつきたかったが、先頭集団からは千切れて、数名で下りに突入した。ゴールまで残り約25km。

ここからが今日の最重要ポイントとなった。NIPPOのダニエーレ・コッリ選手、山本選手を含む15人で協力し、前の集団を全開で追走した。

チームは、コッリ選手で優勝を狙いたかったので、僕としてはどうしてもコッリ選手を先頭集団へ復帰させたかった。しかし、チームカーを上手に使うも、あと少しのところでなかなか追い付けない。

小さな周回を3周してゴールする。追走人数も絞られてきた。下り基調の周回コースでペースもかなり速かったと思う。力を出しきるつもりで先頭交代に加わるも、あと少しで先頭集団に追い付かず、残4kmくらいでコッリ選手たちを発射して僕は千切れた。

後ろから見ていて、結果的に追走3人でなんとか追い付きそうになったが追い付けず、ゴールが近くなり諦めた様子で追走を止めていた。

その後は流して一緒にゴールした。今日はその146km地点の登りに備えていたけれど、約4分を耐えきれず、力で負けて千切れたことが敗因だった。その後の下りでの先頭交代の牽引力もまだまだ力不足を感じた。

レースの難易度が低かったこともあるが、身体がトラックレースからロードレースへと順応してきたと感じることができ、感触は良い。デローザでの自転車の感覚にも慣れてきて下りでも余裕をもって走ることができている。

僕にはまだまだ言葉の壁があるので早く解消できるように努力しなければならない。次のレースで良い走りができるようトレーニングを継続していきたい。

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