REPORT

ベルギー・クラシックレース2連戦(小石祐馬レポート)

KOISHI2

小石祐馬のレースレポート

●オンループ・ヘット・ニュースブラッド

開催日:2月27日
開催国:ベルギー
カテゴリー:UCIヨーロッパツアー1.HC
距離:200.8km
結果:DNF

ベルギーのクラシックレースの初戦で、石畳もあるサーキットで行われるレース。自分はオーストラリアでヘラルドサンツアーを走って以降3週間近く空いた後のレースだった。参加するチームや選手もプロツアーチーム、プロコンチネンタルチームばかりで、かなりレベルの高いレースだった。

今回も逃げに乗る指示が出ていたし、逃げることを一つの目標として走っていた。レーススタートして、ニュートラル区間が7km以上あったこともあったので、集団の中ほどでスタート。ニュートラル区間でもすでに位置取りが激しくて、ベルギーのレースという感じがした。リアルスタート前には問題なく前に出ることができて、そのままアタック合戦に参加するが、ペースは早かったので無闇矢鱈に動くのではなく、飛び出す選手を利用して動いていくようにしていた。

途中4人くらいで集団と少し差が開き、容認されたように思えたので、そこから良いペースで回ってみたが、結局思うようにペースが上がらなかったのと、集団が再度追いかけてきたので捕まった。そして、そのときカウンターで行った10人くらいが逃げた。

逃げが行ってすぐに前を閉じられてペースダウンしたので、そのまま追いかけることもできずに、集団に残された。集団に残ってからはチームで固まろうとしても、コーナーや途中現れる中央分離帯などですぐバラバラになってしまい、あまりチームとして固まっていることはできなかった。

集団のペースが下がったところで、頑張って上がってもまた位置取りで入れ替わって集団内を行ったり来たりと力を使わされる場面が多かった。途中120kmを過ぎたあたりでチームのエースのデネグリがトラブルで遅れて、すぐに復帰するだろうと思い、集団の後ろで待機していてもなかなか戻らなかった。

横風のペースアップで集団が少し割れて、そのまま後ろに取り残されたので、デネグリを待つことにした。デネグリはフィロージと一緒に帰って来て、フィロージと全力で引いてなんとかデネグリを集団に戻すことはできたが、そこから脚を使ったのと集団のペースアップもあり、遅れてしまう。

今回のレースは最初の逃げに10人と多い人数が入ってるにも関わらず、乗れなかったのは痛かった。またレース中も横風や石畳に向けての激しい位置取りでは、力が及ばない感じが否めなかった。

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●クールネ〜ブリュッセル〜クールネ

開催日:2月28日
開催国:ベルギー
カテゴリー:UCIヨーロッパツアー1.HC
距離:200.7km
結果:DNF

前日からのクラシック2連戦の2戦目。メンバーもほぼ前日と同じでレベルの高いレースだった。風が前日よりも強く、かなりキツイレースになることが予想された。前年とはコースが変わっている箇所もあったが同じ所もあったので、去年も出場したために知っている道もあった。

この日も前日同様に逃げる指示で、昨日逃げれなかったので、なんとかして逃げに入ろうと思って、最初から積極的に動いたが、なかなか思うように逃げが決まらなかった。8人くらいが抜けだしたところに、ブリッジを掛けようと思って飛び出しても追いつき切らなかった。

そこからは集団で走り、強風だったのでチームで集まって前に位置取り、後ろに取り残されないようにして走ったが、やはり風が強いので位置取り争いは激しく、なかなか思うようにいい場所に居続けることはできなかった。

この日は特に風が強かったこともあり、集団はプロツアーチームが3,4チームで引いており、遅くなることはあまりなかった。その後、後ろに下がるタイミングで落車していしまい、すぐに走り出すも追い付くのに少々時間が掛かり、追い付くころには登りの手前のコーナーで登りには最後尾で入ることに。登り自体はペースは遅かったが、道が狭く道一杯に選手が広がっているので、前には上がれなかった。

下りからの次の登りまでも強風でなかなか上がれずに次の登りの終わったあと、集団が伸びてるところでペースアップで集団が割れて後ろに取り残された。そこから追いかけるも追いつかずに石畳で前は見えないところに。

今回のレースも逃げに入っていれば位置取り争いで力を使うこともなく、自分のアピールもできたと思うと逃げに入れなかったのは悔しかった。この2連戦を終えて、この時期のベルギーのレースの厳しさと激しさを改めて思い知った。また、このレベルで余裕をもって走れるように力を付けていきたい。

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