REPORT

シュヘルデプレイス(ベルギー、1.HC)

(C)Makoto Ayano / cyclowired.jp

103回目の開催となるベルギー北部を舞台とした伝統あるワンディレース。一部石畳区間も含まれているが、基本的には平坦のコースとなり、例年ゴールスプリントの展開となる。今年の優勝はアレキサンダー・クリストフ(カチューシャ)。チームは21歳の新人スプリンター、ニコラス・マリーニをエースに挑み、ゴール前の落車を避けながら7位でゴールする好成績だった。

●山本元喜のレポート(本人のブログ内)
http://jaa01114.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-36eb.html

●黒枝士揮のレポート
今回の遠征の最終戦はベルギーでのワンディレース。クラスはHCでプロツアー12チーム、プロコンチネンタルチーム13チームの全部で25チーム、約190人の出走。

コースプロフィールは、大きな周回を1周して、16kmの小さな周回を3周してゴールするオールフラットのコース。ただし16kmの周回コース内にはラスト7km地点に1kmの石畳区間も含まれている。総距離は204km。

チームからのオーダー
今日はエーススプリンターのニコラスで勝負すること。自分への指示は常にニコラスの側にいて指示をもらいながら走れ、ということだった。

レースレポート
今日は風もほぼ無風で道も広かったためか、集団はそこまでギスギスしていない感じ。パレード区間を10km走った後にリアルスタート。
集団前方では常にアタックがかかり、かなりのハイペースでレースは進む。約30km地点で逃げが決まり集団のペースが緩み、カチューシャが集団コントロールを始める。道の狭いところやコーナーが連続するところでは先頭がペースアップし集団が伸びてきついので、なるべく前方でチームでまとまって走る。途中でバイクにトラブルが発生したので、チームメイトに声をかけてからチームカーまで下がり、サブバイクに乗り換える。

小周回に入るまで集団では目立った動きはなく、プロツアーチームがコントロールしたまま小周回に突入した。

小周回突入直後に前輪がパンクしてしまい一旦チームカーまで下がり、交換してすぐ集団に戻るが、集団もペースが上がっていて1番後ろにいるとかなりきつい。足を使わないようにしてニコラスの側まで上がっていき合流し、それからはリカルドとニコラス、自分の3人で位置取りをする。

サクソやカチューシャが高速で引いているが道が広くなるところで色んなチームが前に上がってきてかなりごちゃごちゃになり危険な状態。ラスト1周からもっと激しくなり、リカルドとはぐれる場面が多くなったので、ニコラスに足を使わせないように、前を引き合流させ前方をキープする。石畳区間は前のレースで走った石畳よりは簡単なものだったので前で我慢できた。

ラスト6kmからはずっと広めの道で色んなチームが入り乱れるので、流れをみながら前方をキープ。どんどんペースがあがり集団密度も濃くなり、体当たりを何回もくらうがここで引いたらダメだ!と自分に言い聞かせ、ぐっと耐える。

そしてラスト1kmのアーチをくぐり、先頭は全開で踏んでいる。が、ラスト600メートルで一瞬集団が横に広がった。次の瞬間、すぐ目の前で落車が発生。 これはヤバイ!と思いフルブレーキしたが全然間に合わず、なす術なく突っ込む。先に転けた選手の上に落ちたが、集団前方での落車だった為、後ろから突っ込 んできた選手の自転車が降ってきて、太ももと膝を強打してしまった。起き上がって、自転車は特に問題なかったのでゆっくり走ってゴール。

チームメイトのニコラスは7位だった‼︎

感想
このクラスで勝負できる位置で展開できたのはすごくいい経験になった。
最後はスプリントにできなくて残念だったが、最後はこんな感じなんだ!とわかったので次はちゃんとスプリントできるように頑張りたい!1日の休養の後、すぐにチームのトレーニングキャンプが始まるので、しっかり追い込もうと思う!