REPORT

GP MARCEL BERGUREAU(フランス、エリートナショナル 1.12.1)

開催日 8月17日
開催場所 フランス、サント

U23日本ナショナルチームとして、黒枝士揮、石橋学、小石祐馬が出場した。日本ナショナルチームは終始攻撃的に走り、終盤の8名の先頭集団に黒枝、小石、徳田優(鹿屋体育大学)が残り、抜群のチームワークでゴールスプリントを迎えた。そして黒枝士揮が粘りの走りで、先行したトマ・ブダ(フランス、ヴァンデU)にフィニッシュラインで追い付いて、ビデオ判定のすえ2選手が同着優勝となった。

優勝した黒枝士揮のレポート(フェイスブックより)

1周24kmを5周する124kmのレース。
アップダウンがあるが、長い登りはないので、自分の好きなコースだった。

日本ナショナルチームの作戦は、逃げに必ず入ること。
もし逃げに乗れなかったら全員で集団を牽引し、自分のゴールスプリントで勝負すること。

スタート直後に、徳田鍛造(鹿屋体育大学)がアタックをかけて1人で逃げる。
しばらくして、次々とそれを追うアタックがかかり、逃げ集団を作る動きが頻発する。
日本チームは誰か絶対に逃げに入れていて、今日はみんな動きがよく積極的。
自分も積極的に動き、逃げを作ろうとする。
しかし、常にアタックがかかっていて、決定的な逃げは決まらない。

集団が疲れてきて、そろそろ決まりそうだなと思ってきた時に、
面手利輝(EQA U23)を含む3人の逃げが決まる。
集団は一旦見送ったが、superUが人数を揃えて集団を引き、追いかける。
2人降ってきたが、面手は粘り逃げ続ける。
superUが引くのをやめ、ペースが落ちた時にアタックがかかり、今度は14人の逃げができた。
その中に日本チームは石橋、鍛造、優、小石、自分の5人が入った。

面手が捕まり、集団と少し差が開いたので、「決まるぞ!」と声をかけ、ハイスピードで踏み続ける。
逃げを決めるために引き倒した石橋と鍛造はペースアップにより逃げから脱落してしまう。

逃げのメンバーも8人となり、
スピードのあるオムニアム世界チャンピオンのトマ・ブダ選手ものってきた。
かなり強敵だが、日本にチームは先頭集団に3人入れていて有利な状況。
集団とは常に30秒〜40秒差でペースは落とせない。

ラスト1周になり、逃げグループの中で、独走に持ち込みたい選手がアタックをするが、
小石と優がことごとく潰し独走を許さない。
そしてラスト1km、ゴール前は緩やかな登り。
ペースが落ちてきたので、優に「ペースあげろ!」と前を引かせる。

スプリント力があるブダをマークし、
ラスト1kmで優、ブダ、自分の順だったが、
他の選手もブダの後ろを取りたがって体をぶつけてくる。
それを見ていた小石が自分の横から上がってきてくれ、
自分が風を受けないようにブダの横でキープしてくれた。

ラスト300mで1人の選手がスプリント開始したのを追い、ブダと自分がスプリント開始!
ブダの後ろについてた選手と競ったため、少し離れてしまったが、届きそうだ!
ゴールラインでハンドルを投げ、ギリギリ届いた?
だが、ブダは手をあげてガッツポーズ!

差せてなかったか?と思ったが、結果は写真判定に持ち込まれた。

そして結果は…!

なんと同着優勝!!とのこと。
え、そんなことあるの?とびっくり。

今日は自分が勝つために、徹底的にアシストにまわってくれた皆に感謝している。
小石と優は最後までよく頑張ってくれた!
次のレースでも頑張りたい。

小石祐馬のレポート

フランスのエリートナショナルのレース、チームメイトの黒枝選手が優勝しました。
125km、平坦基調の流れるような周回レースだったので、
最後まで比較的まとった集団でのレースになりました。

25kmの周回で、ラスト2周回目で15人くらいの先頭集団が作られ、
最終的に8人まで絞られましたが、そこにジャパンチームが3人残ることができました。
常にメイン集団とは30〜40秒だったので、捕まらないように上手く回って、
ラスト数kmからは先頭集団に残った徳田優選手と自分で
スプリントを意識した動きで集団をまとめながら、
スプリンターの黒枝選手が勝てるようにアシストすることを意識して走りました。

最後のホームストレートでスプリントになり、
黒枝選手がオムニアム世界チャンピオンのトマ・ブダ選手と同着で優勝。
日本チームで常に展開に絡み、レースを作って、最後の8人の先頭集団には3人残り、
その結果、勝てて良かったです。

自分の調子は良く、最終局面の動きにも対応できました。
このままの調子でナショナルチームでの残りのレース、
そしてオランダでのステージレースに向けて調整して頑張ります。