REPORT

ツアー・オブ・エストニア(UCI2.1)

開催日 5月30日〜31日
開催場所 エストニア

バルト三国の1つ、エストニアで開催される2日間のステージレース。第1ステージは首都タリンをスタートしてタルトゥでゴールする190kmのラインレース、第2ステージはタルトゥでの12.5kmのコースを12周回する150kmとなっている。

参加メンバー:アレッサンドロ・ビソルティ、ピエールパオロ・デネグリー、アレッサンドロ・マラグーティ、エドワード・グロス、キム・マニウッソン、リカルド・スタキオッチ、アントニオ・ビオラ、秋丸湧哉

●第2ステージ
開催地/タルトゥ 距離/150km

エドワード・グロスがステージ3位、総合優勝!

12.5kmの周回コースを12周回するコースレイアウト。チームはこの日もステージ優勝を狙いにいったが、結果的にCCCポルサットの選手が優勝し、エドワード・グロスがステージ3位。しかし、総合優勝、ポイント賞、新人賞を獲得。リカルド・スタキオッチが山岳賞を獲得し、好成績を挙げた。

エドワード・グロスのコメント
「第2ステージも優勝したいと思っていたけど、うまく前に出るスペースを作ることができなかった。でも、総合成績、ポイント賞、そして新人賞でトップに立てたことを嬉しく思う。すべてのチームメート、スタッフ、とくに監督のステファノ・ジュリアーニに感謝している」

秋丸湧哉のレポート
チームは総合・ポイント・山岳・新人賞を総なめした!!
チームはデネグリかマラグーティを逃げにのせ勝ちにいく。
自分とビソルティとキムで集団をコントロールする作戦。
12キロの周回はコーナーが多くかなりリスキーなコースだった。
スタートしてすぐにデネグリが10人程の逃げを形成。オーダー通りコントロールに入った。
が、デネグリが逃げ切ってもいいのでゆっくりコントロール。
タイム差が3分を越えたところで有力チームがあわてて前を追い始めた。
ここでグロスからお前は俺の後ろにいて脚をため、最終局面に備えろとのこと。チャンスが来た!!

しかしレースを半分消化した頃にパンク。
チームカーはデネグリに付いていたのでニュートラルを待ったがまさかのスルー…
あとで聞いたが無線で勘違いがあり、チームカーが対応するとニュートラルカーは思ったらしい。
残念ながらレースをやめる他選択肢がなかった。

チームはこれ以上ない形でレースを終えた。
個人的には1か月ぶりのレースで不安があったが、試したことが少し形になっていると思う。
けど勝ったグロスは21歳。脚力、レース勘等ヨーロッパで生き抜くにはあまりにも不足している部分が多い。
現実は厳しいが、どんどん挑戦していこうと思う。
そしてこの1か月、トレーニングの重要性をしみじみと感じたし、同じくらいレースの重要性を感じた。
次のレースに向けて準備する心構えが変わったのも今回の収穫です。

●第1ステージ
開催地/タリン〜タルトゥ 距離/190km

エドワード・グロスがステージ優勝!

エドワード・グロスのコメント
「レース中ずっと、チームは自分のために働いてくれ、最後はスプリントがうまくいった。明日はこのリーダージャージを守り切れるように走りたい。コースプロフィールはよく知らないけど、明日は12周回走るので、すぐに覚えるだろうね!」

秋丸湧哉のレポート(フェイスブックより)
勝ったぁぁ!!
チームは逃げとスプリントどちらにも対応する。逃げが決まる可能性が高いので、勝てる選手を送り込みたい。
そのため自分は決まりそうな逃げを援護。その後スプリンターのグロスを助ける役目。
最初の1時間は50キロ近いアベレージで進む。
そしてコースが真っ直ぐなためずっと横風…
逃げに選手が入ってからはできるだけグロスの近くで走り、横風区間を耐えた。
集団は常にナーバスだった。(うちのチームを除く)

後半はチームも切り替えて集中モード。
今日は自分も好調だったので特に風からチームを守る。
しかし残り10kmで逃げを吸収してからは横風でのアタックが始まる。
とっさの判断でアタックに加わり20人で抜け出す。
シャッフルされ15人の逃げになった。
が、チームからスプリンターを送り込めなかったのであまりいい状況じゃない。
様子を見ていたら残り3kmで吸収された。
そこからチームはパーフェクトな列車でグロスを発射。
見事ステージ優勝を果たした!
ゴール後は嬉しすぎて日本語で賞賛したら、何言ってんだよって冷静なツッコミを頂いた。
長い長い200kmだったが、調子の良さと練習の成果を感じている。
心にまったくブレーキがかからずイケイケだった。
チームからも強かったと評価してもらっている。
明日はかなりきついレースだが、今日以上に攻めていきたい。
かなり疲れたが、久しぶりにポジティブな疲労感です。